阪神・才木 5回1失点で勝利に貢献 3四球と苦しむも粘投「最少失点で乗り切れた」
「阪神6-2中日」(12日、甲子園球場)
大きな目で梅野のミットを捉えた。同点の五回2死一塁。阪神・才木が力を振り絞って投じたラスト94球目、外角直球で阿部を見逃し三振に。表情は変えぬまま、役目を果たした。
「調子は良くなかったですが、野手の方々にも守っていただいたおかげで、最少失点で乗り切ることができました」。四回以外は毎回走者を背負い、今季最多タイ3四球と序盤から苦しんだ。初回は2死二塁から、ビシエドに対してバットを折りながらも右前適時打を献上。いきなり先制を許した。
それでも、後続を断って最少失点に。試合が振り出しに戻った二回以降は、要所を締めてスコアボードにゼロを並べた。5勝目は逃したものの、5回1失点とゲームメーク。チームの2連勝に貢献した。