阪神・大山 意地の3安打 今季5度目の猛打賞で復帰後打率・421

 9回、大山は中前打を放つ(投手・平田、捕手・伊藤)=撮影・山口登
 4回、大山は右前打を放つ(撮影・山口登)
 4回、右前へ安打を放つ大山(撮影・田中太一)
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 「阪神0-4DeNA」(24日、京セラドーム大阪)

 厳しい敗戦の中で存在感を示した。チーム6安打中、阪神・大山が3安打を放ち、2試合ぶり今季5度目の猛打賞をマーク。新型コロナウイルス感染から復帰後5試合で19打数8安打、打率・421と離脱していた影響を全く感じさせない打棒だ。

 四回2死一塁の第2打席は浜口のスライダーを右前打。七回無死一塁の第3打席は入江の150キロ直球を捉えて中前打。九回2死の第4打席も平田の変化球を中前に打ち返して出塁したが、いずれも得点にはつながらなかった。

 「勝ちに貢献できるようなバッティングをしたい」と常々、口にしているだけに2戦連続零敗にもどかしさが募る。8月2日・巨人戦(東京ドーム)以来、復帰後初となる大山の一発がチームの流れを変える。

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