5連敗の阪神・矢野監督 過去最短1分で会見終了「プロである以上結果で示すところも必要」

 中日に敗れ、勝利のタッチを交わす小笠原(右奥)を背に整列する矢野監督(撮影・高部洋祐)
 4回、佐藤輝は空振り三振に倒れる(撮影・山口登)
 9回、陽川が三振に倒れ、矢野監督は厳しい表情でグラウンドを見つめる(撮影・山口登)
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 「阪神0-2中日」(13日、京セラドーム大阪)

 阪神は2戦連続、今季21度目の完封負けで痛恨の5連敗。借金2で巨人に並ばれ、3位タイとなった。藤浪の快投は報われず、今季初白星はお預けで2敗目を喫した。

 藤浪は7回107球を投げ4安打1失点。課題の制球も安定し、無四球、10奪三振と力投した。だが、コロナ禍で近本や大山らを欠く打線はこの日も貧打に苦しみ藤浪を見殺し。26イニング連続無得点で、43回連続適時打なしと苦しい戦いが続く。

 試合後の矢野監督も落胆の色を隠せなかった。藤浪について「三振も取ってるし、質は良かったね」と評価。ただ、打線についての質問に「みんなに何とかしようという気持ちはもちろんあるんだけど、プロである以上、それを結果で示すってところも必要だと思うので。そうしていけるように頑張ります」。

 指揮官は、会見を就任後最短の1分強で終えた。最後は自ら打ち切るように背を向け、質問を続けた記者の問いかけに答えることなく、去って行った。

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