阪神 五回終了時点で30イニング連続適時打なし 深刻な得点力不足

 4回、佐藤輝は一ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 4回、ロドリゲスは併殺に倒れる(撮影・山口登)
 2回、梅野は併殺に倒れる(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(12日、京セラドーム大阪)

 得点力不足が深刻だ。試合前時点で25イニング連続適時打なしという状態だったが、五回終了時点でもスコアボードには「0」が並ぶ。これで、30イニング連続適時打なしだ。

 チャンスらしいチャンスをなかなか演出できない。初回は先頭の島田が大野雄から初球打ちを敢行し、右前打で出塁したが後続が続かず。続く二回も1死から山本が遊撃内野安打で出塁したが、次打者・梅野が遊ゴロ併殺打に倒れてしまった。

 続く三回は、2死走者なしから島田が二失で出塁。得点圏にチャンスを広げるために糸原の打席で二盗を敢行し、一時はセーフの判定を受けた。しかし、中日・立浪監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定がアウトに覆り、ドーム内はため息に包まれた。

 四回も先頭の糸原が右前打で出塁したが、ロドリゲスが三ゴロ併殺打と流れが悪い。五回も大野雄に三者凡退に抑え込まれた。

 2点ビハインドの状況で、このまま敗戦すると、4連敗&借金1となる。早くもこの状況を打開するため、なんとか突破口を見つけたい。

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