阪神 近本の神走塁で土壇場の九回、同点に追いつく 球団初の新人年から4年連続2桁猛打賞
「阪神-中日」(16日、甲子園球場)
3連勝中の阪神が土壇場の九回、近本の“神走塁”で同点に追いついた。
1点を追うこの回、先頭・近本が守護神・R・マルティネスからこの日3安打目となる中前打で出塁。続く佐藤輝の打席ですかさず二盗を決めた。佐藤輝が進塁打となる遊ゴロで1死三塁を作ると、続く糸原の打席だった。
打球は前進守備を敷いた遊撃・土田の正面を突き、万事休す…と思われた。それでも近本が快足を飛ばすと、滑り込んでセーフの判定。中日・立浪監督がリクエストを要求したが、間一髪のタイミングも覆ることはなかった。
近本はこの日3安打。新人年から4年連続2桁猛打賞は、2リーグ分立後の球団では初めての快挙。2リーグ後の他球団では新人最多回数(14)の長嶋茂雄(巨人)が1958~61年に4年連続。高橋由伸(巨人)が98~01年に4年連続、長野久義(巨人、現広島)が10~13年に4年連続。
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