阪神 アルカンタラ、湯浅、岩崎で1点差守り切った 6・23以来「方程式」そろい踏み
「阪神2-1中日」(15日、甲子園球場)
阪神はわずか1点のリードを「勝利の方程式」の3人で守り抜いた。6月23日・広島戦以来となるアルカンタラ、湯浅、岩崎のそろい踏み。2-1の九回、守護神・岩崎は1死から走者を許したが、最後は代打・三ツ俣を遊ゴロに。中8日の登板を今季18セーブ目で飾り、しびれるゲームを締めくくった。
「(登板が)空いていたというのもありますし、先頭はきっちり抑えたいという気持ちがあったので。1点差?もう慣れています」
「ザキ(岩崎)さんにつなごう」が中継ぎ陣の合言葉だ。2-1の七回は2番手・アルカンタラの出番。加藤翔、高橋周を内野ゴロに打ち取るなど左3人をあっさり料理。「1点差の難しい場面で仕事を果たすことができてうれしいよ」。助っ人右腕は充実感たっぷりに汗をぬぐった。
3番手・湯浅はピンチで気迫を見せた。大島、岡林に安打を許し、2死一、二塁。4番・ビシエドを迎えても22歳は逃げない。「力勝負というか、絶対に負けないつもりで投げました」。3ボール1ストライクからの内角高め150キロで左飛に打ち取り、リーグトップの24ホールドとした。
3人は代わる代わるにリフレッシュ抹消され、疲労回復に努めた。前半戦残り8試合。勝率5割へ、自慢の中継ぎ陣がフル稼働する。
野球スコア速報
関連ニュース




