両リーグ最速10勝目の阪神・青柳「甲子園で挙げられたことがうれしい」

 青柳(中央左)は北條からウイニングボールを贈られる(撮影・山口登)
 5回を投げ終え、笑顔で野手を迎える青柳(撮影・高部洋祐)
 リリーフカーに乗ってスタンドに手を振る青柳(撮影・高部洋祐)
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 「阪神2-1中日」(15日、甲子園球場)

 阪神は3連勝で6月19日以来、約1カ月ぶりに3位に浮上した。先発・青柳晃洋投手(28)が両リーグ最速の10勝目、また2年連続でリーグ10勝一番乗りとなった。そして、打線では北條史也内野手(27)の決勝1号2ランが飛び出した。中日は連勝が3で止まった。

 お立ち台に立った青柳は「いやもう普通にうれしいですし、この甲子園で10勝目を挙げられたことがうれしいです」と、笑顔を浮かべ、「全然よくなかったんですけど、ほんと梅野さんに助けられましたし、何より北條のホームランのおかげでここに立つことができました」と、殊勲弾の北條に感謝した。

 初回、1死三塁から岡林に二塁への適時内野安打を許して先制を許した。だが、以降は走者を出しながらも粘りの投球。二回に北條の逆転2ランが飛び出し、1点差をしっかりと守り切った。

 投球について「全然よくなかったんですけど、本当に梅野さんに助けられました」と女房役のリードに感謝。七回からはアルカンタラ、湯浅、岩崎が無失点でつなぎ「うちのリリーフなら大丈夫だと思っていました」と安心感を持ってベンチで声援を送っていたという。

 昨季はセ・リーグ一番乗りの2桁勝利だったが、今年は両リーグ最速となった。「一番はうれしいことですけど、何より僕が投げた試合でチームが1勝でも多く勝てるようにと思っているので」と青柳。チームを3連勝に導く結果に手応えをにじませていた。

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