阪神・佐藤輝“アイスパワー”で夏男になる 昨季夏場に大失速 バテずに!突っ走る

 練習を終え、汗を拭く佐藤輝(撮影・田中太一)
 練習前、ストレッチをしながら満面の笑みを浮かべる佐藤輝(撮影・田中太一)
 ストレッチをしながら笑顔を見せる佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「阪神(降雨中止)広島」(5日、甲子園球場)

 阪神・佐藤輝明内野手(23)が5日、“アイスパワー”で夏男になる決意を明かした。昨季は7月以降に成績を落とし、極度の不振に苦しんだ。「夏場でもしっかりバテずに頑張る」と意気込む中、夏バテ防止として「アイスをしっかり取りながら」と豪快に笑った。6日・広島戦(甲子園)では大苦戦する床田を打ち砕き、同カード初勝利へ導く。

 暑い季節には欠かせない冷菓を力の源にし、佐藤輝が真夏の反攻を支える。この日は雨が降り、気温も下がったが、7月に入り、本格的に暑さが増した甲子園。夏場の対策が選手にとって重要になる季節だ。室内練習場での調整を終えた後、報道陣から質問され、夏バテ対策に掲げたのは、「アイス」だった。

 「しっかり食べて、寝て、ケアしてバテないように。アイスをしっかり取りながら(爆笑)。しっかり食べるものを食べて、アイスも食べて頑張ります」

 元々、和菓子などを好む甘党としても知られる佐藤輝だが、この季節になると、自然とアイスに手が伸びる。「夏場でもしっかりバテずに頑張ることだけです」と淡々と話したが、昨年は7月以降に成績を落としただけに、同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。

 昨季は6月の打率・284、6本塁打に対し、同7月は・227、1本塁打と急降下。ここから成績は下降線をたどった。体重などの増減はあまりなかったというが、夏場の大失速を経験しているだけに食事面から意識し、パフォーマンスの向上へつなげていく。

 佐藤輝には「もっとできる」という自信がある。「もっとチャンスで打てるし、ホームランももっと欲しい。頑張らないといけない」。まずは天敵の床田に対して、意地を見せたいところだ。

 昨年は聖地のバックスクリーンに一発も突き刺したが、今年は10打席無安打と大苦戦。チームも3戦3敗を喫しており、矢野監督からも「輝(佐藤輝)も相性が良くない。輝、悠輔(大山)で走者がいる時にどうかえすかが大事だ」とキーマンの1人に指名された。

 佐藤輝もリベンジへの思いは強い。「すごいいいピッチャーで、いつもやられている。チームに勝ちを付けられるように。勝ちたい!!」。苦手左腕を打ち砕き、自身もチームも上昇気流に乗る。

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