阪神・中野 バースデーマルチ 近本の“金言”実行「初回第1打席」に二塁打
「DeNA6-2阪神」(28日、横浜スタジアム)
26歳バースデーを自らのバットで祝った。有言実行の一打だ。近本から「1番打者は初回が大事」と金言を授かり、集中力を高めて臨んだ第1打席。阪神・中野拓夢内野手は大貫のスライダーを捉え、中越え二塁打で先制の口火を切った。
1番に座る22日・広島戦(マツダ)から6試合連続安打。二塁ベース上で「うなぎポーズ」を決めると、自慢の足も披露した。2番・島田の右前打で一度は本塁突入をストップしたが、右翼・楠本が打球処理にもたつくと瞬時に再加速。一気に先制点をゲットした。
「初回の1打席目にこだわりを持ってやっていますし、勝ちには結びつかなかったですけど、いい流れを持って来られたんじゃないかと思います」
試合後、チームの連勝ストップに表情は晴れなかったが、全力プレーを運が味方してくれた。2点リードの三回1死はボテボテのゴロが三塁線に転がり、ラッキーな内野安打に。マルチ安打で1番の仕事を全うした。
2番・島田とのコンビも息ピッタリ。「カイリ(島田)さんと2人で小技であったり、相手バッテリーが嫌がるようなことやっていけば、プレッシャーもかかってくると思う」と中野。初回のような速攻を仕掛け、打線の爆発を呼ぶ。
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