阪神が新助っ人ロドリゲス獲得 昨季3Aで29発MVP「甲子園でのプレーが楽しみ」

 阪神は20日、元オリックスのアデルリン・ロドリゲス内野手(30)=前パドレス傘下3Aエルパソ=と契約を結んだことを発表した。背番号は「91」で、年俸は25万ドル(約3250万円、金額は推定)。7月初旬の来日を予定する。交流戦で波に乗ったチームにとって、この時期の8人目となる新外国人加入は吉と出るのか、あるいは-。

 阪神への加入が決まったロドリゲスは「タイガースファンの素晴らしさは知っています。甲子園で、みなさんの前でプレーできることが楽しみ。ガンバリマス!」と球団広報を通じてコメント。2020年に同じ関西の球団に在籍した、経験者らしい言葉で意気込みを示してみせた。

 オリックス在籍時はけがの影響や、コロナ禍の真っただ中で家族が来日できなかったストレスもあり、59試合で打率・218、6本塁打に終わった。それでも翌年には3Aで打率・290、29本塁打と結果を残し、東地区のMVPを獲得。今回は家族が来日できることも含めて、本領発揮が期待される。

 離脱中のマルテとロハスが本調子ではない中、矢野監督は「一振りで流れを変えるようなバッティングをしてくれたら」と、マイナー通算215本塁打の強打に期待を寄せた。

 ◆アデルリン・ロドリゲス(Aderlin Rodriguez)1991年11月18日生まれ、30歳。ドミニカ共和国出身。192センチ、95キロ。右投げ右打ち。内野手。08年にメッツとマイナー契約。マリナーズ、オリオールズなどを経て20年はオリックスでプレーし、59試合で打率.218、6本塁打、25打点。今季はパドレス傘下エルパソ所属。メジャー経験なし。マイナー通算215本塁打。

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