阪神・西純矢 今季最短四回途中KO 自ら先制2点打も荒れ荒れ4四球「悔しいです」
「阪神4-7DeNA」(19日、甲子園球場)
今季初めて見せた姿だった。先発した阪神・西純矢投手(20)が今季最短3回1/3を4安打3失点でKO。バットでは先制点をたたき出すも、4四球と珍しく制球に苦しんだ。
二回1死満塁で三塁線を破る先制の2点二塁打。5月18日・ヤクルト戦以来の安打と打点を記録した。しかし、直後の三回2死一塁から蝦名に中堅へ適時二塁打を許す。さらに連続四球で2死満塁とし、桑原に2ボールから真ん中高めの直球を痛打され、左前2点適時打で同点とされた。
四回1死から投手の京山に四球を与えたところで降板。「先発投手としての仕事を果たすことができず悔しいです」と唇をかんだ。特に三回は「何とか最少失点で粘り切りたかった」と振り返り、傷口を広げたことを反省していた。