阪神・矢野監督訓示「残りも楽しみになる戦いを」 交流戦の勢いそのままに まずはAクラス狙う

 阪神・矢野燿大監督(53)が16日、大逆転Vへのイメージを膨らませた。練習前に約10分間のミーティングを実施。前半戦残り33試合も「超積極野球」を貫き、後半戦へ弾みをつける意気込みだ。

 「開幕ボロボロから、どん底からここまでみんなが盛り返してくれた。オールスターブレークまでの33試合というのがまた残り(後半戦)も、楽しみなゲームになるような戦いをしていきたいとみんなの前で話した」

 交流戦は12勝6敗の快進撃。借金12から6に半減させ、最下位から4位まで浮上してきた。交流戦と同じペースで勝ち続ければ、球宴までに貯金を作ることも十分可能だ。

 矢野監督自身、「いろんな発見があった交流戦だった」と振り返る。今年はロッテ・佐々木朗との再戦や、日本ハム・新庄ビッグボスとの対決など刺激たっぷり。「自分がやりたかった野球とか、選手やチームが良くなるっていうことが大前提なんだけど、改めてチャレンジしていきたいという心境にしてもらえた」とうなずいた。

 追い風も吹く。前半戦残り33試合のうち、上位のヤクルト、巨人との3連戦はそれぞれ1カードずつ。まずは甲子園で5位・DeNAをたたき、翌週の3位・広島との直接対決へ勢いをつける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス