江川卓氏 阪神浮上のカギは「新たに外国人を連れてくる」得点力向上へ途中補強の必要性を説く
巨人の元エースで野球評論家の江川卓氏が17日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。阪神の復調へ「できればいい外国人を連れてくることができれば」と途中補強の必要性を説いた。
今季の外国人野手はマルテ、ロハスの2人体制をとってきたが、マルテは開幕直後に下半身のコンディション不良で離脱。復帰後もなかなか状態は上がってきていない。ロハスも韓国三冠王の実績から2年目の変ぼうが期待されたが、打率・175、3本塁打と結果を残せず、12日に出場選手登録を抹消された。
「去年はいい外国人選手が2人いた。佐藤が4番でもいいんでしょうけど、3番、5番を打つ選手がいない。打線に得点力がない」と指摘。「できれば良い外国人を連れてこれたらなと思う。今でも入ってくる選手はいると思う。外国人を1、2人連れてくれば、起爆剤になる」と語った。
現役時代に数多く対戦し、82打数19安打、3本塁打だった伝説の助っ人にも触れ「さすがにバース(級)は来ないと思うけど。それくらいの選手が入ってきたら、大きく変わってくると思う」と語った江川氏。「外国人の2枠というのは非常に重要。去年のヤクルト(サンタナ、オスナ)もそうだったじゃないですか。今の阪神は得点力がないわけですから」と分析していた。