阪神・及川 上々の実戦復帰1回3K 西純初星「良い刺激」復活へ右脇腹の回復順調

 8回に登板し3三振を奪った及川(撮影・石井剣太郎)
 力投する及川(撮影・石井剣太郎)
 笑顔でベンチに戻る及川(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、広島7-1阪神」(4日、由宇球場)

 復活へ、確かな一歩だ。阪神・及川雅貴投手が右脇腹筋挫傷から実戦復帰し、今季初登板。2四球を与えたが、3奪三振で1回無失点と上々の内容で終えた。

 「(直球は)感覚も、質自体もすごく良いボールがいっていました。変化球も指にかかってました」

 1-7の八回に登板。先頭・宇草を外角直球で空振り三振に斬った。だが、続く羽月、三好に連続四球を与えた。「最初すごく良い形で三振が取れて、安心したところがあって。考えすぎたり、ちょっと欲が出てしまった」と反省。それでも、代打・中神、林を連続三振に仕留めた。最速は149キロを計測。投球時や試合後も患部に張りなどはなく、順調な回復ぶりをうかがわせた。

 仲間の存在も原動力だ。1日に同期入団の西純が1軍で今季初白星。その後、言葉を交わしたといい「良い刺激になりますし、かといって人それぞれ。今でも自分を持って取り組めていますし、負けじと1番になれるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 次回は7、8日に甲子園で行われるウエスタン・中日戦で連投する予定。「キャンプから1軍に帯同させてもらったという位置に今年はいる。早く、そこ(1軍)に何とか食い込んで、戦力になりたい」。完全復活を遂げ、欠かせぬ1ピースとなる。

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