阪神・西勇 純矢から“勝利のバトン”つなぐ 超満員を「パワーに」バックドアで7連勝へ

 3日のヤクルト戦に先発する阪神・西勇輝投手(31)が2日、チームに7連勝を呼び込むべく甲子園で調整した。遠縁にあたる西純矢投手(20)の投球に刺激を受け、超満員の本拠地で仕事を果たす。

 1日の巨人戦で7回1失点と好投し、今季初登板初勝利を挙げた西純について「あれぐらいは投げられるピッチャー。どんどん勝ってほしい」と称賛。当面の目標である勝率5割復帰へ、自身も受け取った勝利のバトンを必死につないでいく覚悟だ。

 前回登板の27日・中日戦(甲子園)では、右打者の外角ボールゾーンからストライクゾーンに曲げ入れるバックドアがさえ渡り、6回1失点と好投した。今回も「あれがうまくはまれば」と、7連勝を呼び込むための重要なボールになる。

 いとも簡単に操っているように見えるが「自分の中では結構難しい球だと思っています」という。ボールゾーンから外角いっぱいにシュートを投じることは「的がないところに投げにいくので、すごく感覚が難しい」。高度な技術を求められる反面、決まれば抜群の威力を発揮する。

 3日はチケット完売で甲子園が久しぶりの超満員になる。ファンの存在は「もう一ひねりの力が出ると思うので。パワーに変わっているのは確か」と右腕。この日はキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。まずは6連戦初戦の白星をもぎ取りに行く。

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