阪神・斎藤 横浜でリベンジ誓う 20年ホロ苦プロ初先発のハマスタで「やってやる」

 DeNA戦へ向け、調整する斎藤(撮影・飯室逸平)
 佐野(左)に適時打を浴びる斎藤=2020年9月10日
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 2年前の悔しさを晴らすチャンスが来た。21日のDeNA戦(横浜)で今季初先発する阪神・斎藤友貴哉投手(27)が18日、抜てきに応える投球を誓った。プロ初先発した球場で、先発初星をつかみにいく。

 伊藤将と藤浪が新型コロナウイルス陽性判定を受け、剛速球と豊富なスタミナを持つ右腕が代役に指名された。「うれしい気持ちと、やってやるぞという気持ちもあるので」。甲子園での投手指名練習後、表情を引き締めて意気込みを示した。

 横浜スタジアムは桐蔭横浜大時代に慣れ親しんだ球場であり、2020年9月10日のDeNA戦でプロ初先発した場所でもある。その時は3回2失点で降板。苦い記憶は残るが「そこは意識せずに1イニングずつ、一つ一つアウトを取ることを意識したい」とリベンジに闘志を燃やした。

 先々週の借りも返したい。6日のDeNA(甲子園)では延長十二回に登板し、1死も奪えず3失点。それでも、以降の2試合はいずれも2回を投げて無失点に抑えた。スライダーなど変化球の精度は徐々に高まりつつある。

 週半ばの先発。金村投手コーチは「(イニングは)いけるところまでいってほしい」との考え。展開によっては早めの継投もあり得るが、「5回いってくれたらいいかなという気持ちで送り出します」と期待を寄せた。斎藤が思い出の地で雪辱を果たす。

 ◆横浜で586日ぶり先発 斎藤は2020年9月10日・DeNA戦(横浜)でプロ初先発。味方打線が2点を先制してくれた直後の三回に同点とされ交代を告げられた。ファウルで粘られるなど3回で77球。最終的にチームは勝利したが課題を残す内容だった。今回はプロ2試合目の先発となる。

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