阪神・青柳「勝ちにつなげる」昨季2冠右腕が合流!4・15今季初登板G斬りで流れ呼ぶ

 練習中、笑顔を見せる青柳(撮影・山口登)
 キャッチボールする青柳(撮影・山口登)
 1軍に合流した青柳(左)は帽子を取ってあいさつする(撮影・山口登)
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 頼れる男が帰ってきた。阪神・青柳晃洋投手(28)が11日、甲子園で行われた1軍の投手指名練習に合流。今季初登板する見通しの15日・巨人戦(甲子園)へ意気込みを語った。チームが借金11と苦しむ中、10日には秋山が不振で出場選手登録を抹消。困難を乗り越えるべく、先発陣の軸となる。

 春の日差しに照らされ、青々とした芝生を踏みしめる。「やっと帰って来られた」。久々の聖地を満喫しながらキャッチボールなどを行った青柳は、今季初登板を見据えた。

 「チーム状況的に、どんな試合でも勝ちにつなげられるピッチングが大事。僕の去年の実績でいったら、勝ちが求められる。プレッシャーはあります」

 開幕投手に内定していたものの、新型コロナウイルス感染で離脱。ようやく戻ってきたチームは、開幕から14試合で1勝と苦しい状況だ。昨季、最多勝&最高勝率右腕にかかる期待は大きい。

 しかも、相手は宿敵・巨人。初対戦となった1日からの3連戦では、投手陣が計8被弾するなど3連敗を喫した。それだけに「長打が打てるバッターもいますし、率を残せるバッターもいるので、打線としてつながらないように」と警戒する。

 それでも、表情は明るい。8日のウエスタン・広島戦(マツダ)では84球を投じて5回2失点。「80球を投げられたら、そこから100球というのは試合の流れになる」と体調やスタミナ面も不安なく準備を進めている。

 「入場制限がない甲子園が久しぶりなので、たくさんのファンの前で投げられるのは、すごい楽しみ」。巻き返しへ、“開幕投手”がチームに流れを呼び込む。

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