阪神 代打ロハスが同点打「どんな形でもかえす」振り出しに戻す価値ある一打
「阪神3-3広島」(8日、甲子園球場)
仲間が作った目の前のチャンスに燃えないはずがない。試合の流れを引き戻す同点適時二塁打。気迫を前面に出した阪神・ロハスが代打で仕事を全うした。
「どんな形でもランナーをホームまで返したいと思っていたよ。絶対に追いつくぞというムードだったし、アグレッシブに攻めていった結果がタイムリーになって良かった」
1点を追う六回2死二塁で代打として登場。大瀬良が投じた内角への直球を捉えると、打球は前進守備の右翼手・長野の頭上を越えた。果敢に三塁を狙って二塁を蹴ると、足がもつれて三塁で憤死。それでも試合を振り出しに戻す価値ある一打に甲子園は大きく沸いた。
開幕から先発は2試合だけだが、与えられたチャンスで勝負強さを光らせる。
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