阪神・ウィルカーソン スタミナOK!2軍戦で来日最長5回0封 マウンドさばき&制球も良し

 力投するウィルカーソン(撮影・石井剣太郎)
 力投するウィルカーソン(撮影・石井剣太郎)
 6回、得点を許さず投げ終え、コーチらとタッチをかわすウィルカーソン(52)=撮影・石井剣太郎
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 「2軍練習試合、阪神2-0ジェイプロジェクト」(6日、鳴尾浜球場)

 2軍調整中の新外国人、アーロン・ウィルカーソン投手(32)が6日、ジェイプロジェクトとの2軍練習試合に登板。来日最長となる5回を3安打無失点、1四球と上々の内容で終えた。最速は147キロを計測。自慢の制球力で変化球もバランスよくちりばめ、三塁すら踏ませなかった。

 「本当に良くなっています。1週間に1回の登板というところにも体が慣れてきていますし、だんだん状態は上がってきています」

 2-0の四回から登板。六回は1死から遊撃内野安打で出塁を許したが、直後にけん制で一走をアウトとし、落ち着いたマウンドさばきも披露。「元々あまり、けん制はうまい方ではなくて」というものの「走者がいる時の意識としては、なるべく走者を(一塁)ベースに近づけるイメージで、あまり大きなリードを取らせない」とクイックの速度を上げるなど工夫している。

 来日初登板となった3月30日のウエスタン・ソフトバンク戦では3回無失点。今回は5回69球となったが、スタミナ面も問題なし。「イニング間が早いので、ウオーミングアップの時間とか投球数は少しずつ調整して」と徐々に適応中だ。

 「もし、チームから来週(1軍で)投げてくれと言われても、自分的にはもう準備できています」。1軍の戦力となるため、順調に歩みを進めている。

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