開幕7連敗中の阪神が先制 大山が2点適時打、右手を突き上げる

 「巨人-阪神」(2日、東京ドーム)

 開幕から7連敗の阪神。なんとしても流れを変えたい一戦だが、初回から猛虎打線が相手先発・山崎伊に襲いかかる。前日に1号2ランを放っている大山悠輔内野手(27)が先制打をマークした。

 初回、先頭の近本が右中間フェンス直撃の二塁打で出塁。1死二塁から糸井、佐藤輝が連続四球でチャンスが広がり、5番の大山に打席が回った。カウント2ストライクから右腕が投じた128キロスライダーをガツン。打球を左翼方向にはじき返し、塁上の2者が生還。送球間に二塁に進塁した大山は、塁上でガッツポーズを披露する姿が見られた。

 今季初勝利へ、先発の小川への早くも援護点をもたらした形となった。

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