阪神 屈辱の開幕7戦7敗 デッドライン超えでV確率0% 藤浪が初の3被弾、6失点KO
「巨人6-5阪神」(1日、東京ドーム)
阪神が今季初となった伝統の一戦に敗れ、これで開幕から泥沼の7連敗となった。先発・藤浪が巨人打線の一発攻勢に遭い、4回7安打6失点(自責点4)KOで今季初黒星。3点ビハインドの九回、大山の2ランで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。
試合は初回、藤浪が坂本、ポランコに2者連続アーチを被弾。二回は大城にソロを浴び、自身初の1試合3被弾となった。
三回は遊撃・中野の失策からピンチを広げ、丸に2点タイムリーを献上。四回も坂本に犠飛を許した。
開幕から12球団で唯一、白星のない阪神は、これでドロ沼の7連敗。既に球団のワースト記録を更新しているが、過去、優勝チームの開幕連敗は1960年・大洋(現DeNA)の6連敗が最長。開幕7連敗から優勝した例はなく、早くもV確率は0%となった。
阪神のリーグ優勝は過去5度(1962、64、85、03、05年)で、最大の逆転優勝は64年7月、大洋につけられた6・5ゲーム差。この日、広島が逆転負けし、6ゲーム差は変わらないが、こちらも“デッドライン”超え目前となっている。なお、球界史上最大の逆転優勝は63年に西鉄が記録した14・5ゲーム差。
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