阪神・近本「楽しみ」開幕戦自然体で挑む 先発・小川お得意様も変化球警戒「いやな落ち方」

 阪神・近本光司外野手(27)が22日、開幕戦に自然体で臨む姿勢を示した。特別な1試合ではあるものの、あえて過度な意識はしない考え。これまでの経験を基に、リラックスして戦う。

 誰もが気持ちを高ぶらせる一戦だが、虎のリードオフマンは「どうせスイッチ入れてもあまりよくないので」とマイペースを貫く。毎年3、4月は打てない傾向があり「開幕が悪くてももう慣れているので」と言葉にも力を込めることはない。

 シーズン序盤で苦しむことがあっても、最後に笑うためだ。「4年目なので、いいスタートを切ったからといっていい結果が残るわけでもないので」。求められる結果は17年ぶりのリーグ優勝、そして日本一。打線のけん引役として、トータルでの活躍を誓った。

 開幕戦の相手はヤクルトで、先発は小川だ。昨季の対戦成績は12打数5安打で打率・417をマーク。「フォーク、チェンジアップが結構いやな落ち方をする」と警戒し、「どういうふうにやっていこうかな」と対策を巡らせた。

 湧き上がる闘争心を抑えつつ、虎視眈々(たんたん)と頂点を狙う。「純粋に楽しみではある」と気負わず、全力プレーでプロ4年目のシーズンをスタートさせる。

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