阪神・中野 正遊撃手はオレ 11日実戦復帰で猛アピールだ 全体練習合流「早く結果を」
阪神2軍が4日、鳴尾浜で練習を再開した。下肢コンディション不良から復帰を目指す中野拓夢内野手(25)は、11日からの教育リーグ・中日3連戦(鳴尾浜)での実戦復帰へ意欲を燃やした。
正遊撃手はオレだ!下肢コンディション不良によりキャンプは2軍で調整を続けていた中野。開幕1軍をつかむべく、ファームの帰阪後初戦となる11日の教育リーグ・中日戦から存在感を示す。
「ここからはアピールしていかないと。早く実戦に復帰して結果を残したいので」
キャンプ中は別メニュー調整が続いていたが、この日、全体練習へ合流。昨年11月の秋季練習以来となる屋外フリー打撃も行った。「振る量は他の選手に比べて2月中は少なかったので、遅れてるなとは感じるんですけど、思ったより振れたなという感覚もありました」と充実の表情。8日から10日にかけて予定されるシート打撃にも入る予定だ。
課題は走塁で「打った後の走りだし、盗塁の瞬発的な力を使うスタートが、まだ怖さは多少ある。徐々に動きとして確認していきながら(怖さを)なくしていけたら」
この日、1軍の楽天戦では遊撃手争いのライバル・木浪が3打数無安打。そんな中、矢野監督は中野について「結果だけじゃ、こっち(1軍)に来られない。しっかりとした内容を見せないと。レギュラーって決めているわけじゃないから」と言及した。逆襲へ-。昨季の盗塁王が内容、結果ともに、完全復活を示す。
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