阪神 左翼争い激化 OP戦で“最終オーディション”本命ロハス打率低迷で糸井ら虎視たんたん

 外野のレギュラーを争う(左から)糸井、江越、島田、小野寺
 キャンプ野手MVPに選ばれた糸井
 アピールを続ける江越
3枚

 実質残り1枠となっている、外野のレギュラー争いが過熱しそうだ。阪神の井上一樹ヘッドコーチ(50)が1日、4日の楽天戦(甲子園)から再開されるオープン戦で、外野の“最終オーディション”を行うことを明かした。

 外野のレギュラー争いは中堅・近本、右翼・佐藤輝が当確の状況。本来なら推定年俸2億6000万円のロハスが左翼の本命となるが、キャンプ中の実戦で打率・150と低空飛行が続いている。

 それだけに「(ロハスが)調子をグッと上げてくれればいいなと思いながら、いろんなパターンを試してやっていくしかない」と井上ヘッド。助っ人砲の復調を待ちながらも、あらゆる可能性を探っていく方針だ。

 この状況にレギュラーを狙う面々が燃えないわけがない。出場全試合で安打を放つ活躍で矢野監督からキャンプ野手MVPに選ばれた糸井が「ここからが大事」と気を引き締めれば、チームのオープン戦第1号を放った江越も「自分が取り組んでいることは結果に出てきていると思う。ここからがスタート」と力を込める。

 キャンプ最終盤で打撃の調子を上げてきた島田、小野寺も機をうかがう中で「アピールしたいという気持ちも伝わってくる。それをむげにはできないので、僕らは見てあげたい」と井上ヘッド。左翼・大山、三塁・佐藤輝で右翼に他の外野手が就くパターンも含め、オープン戦最終盤まで“最適解”を探していく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス