“梅ちゃんバズーカ”発動!阪神・梅野が右肩の不安払しょく 会心の三振ゲッツー奪う

 3回、岡林の二盗を阻止する梅野(撮影・飯室逸平)
 
 
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 「オープン戦、中日2-1阪神」(26日、Agreスタジアム北谷)

 強烈な“梅ちゃんバズーカ”が発動だ。1点ビハインドの三回無死一塁。大島を空振り三振に仕留めると、阪神・梅野隆太郎捕手(30)はスタートを切っていた一走・岡林の二盗も阻止した。会心の三振ゲッツーで不安を一掃し「強い球が投げられたし、ベストな送球ができた」と振り返った。

 右肩に違和感を抱えながら過ごしてきた今キャンプ。捕手としての出場は8日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)以来だった。まだ「100%じゃないけど」と万全ではないが、「もうあまり気にもならなかったし、感じとしても良かった」と回復は順調な様子だ。

 もともと軽症で「無理するなとブロックをかけていたところがあった」と矢野監督。「ひと安心というか。そういう感じです」と胸をなで下ろした。今オフ重点的に取り組んできた打撃面は2打数無安打1四球。それでも背番号2は「3打席立って感じは悪くない」と手応えを口にした。

 2018年から3年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞。昨季も130試合に出場し、扇の要としてチームを支えた。正捕手は譲らない。「あれ(二盗阻止)に関しては今後も続けていきたいプレーの一つでした」。強肩強打を武器にアピールを続け、まずは6年連続開幕マスクを目指す。

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