阪神・ドラ3桐敷 先発仕様 第6の男へ27日“テスト”で見せる チェンジアップ解禁も
「練習試合、阪神(降雨中止)広島」(23日、宜野座村野球場)
阪神ドラフト3位の桐敷拓馬投手(22)=新潟医療福祉大=が23日、ブルペンで62球を投げ“先発テスト”へ準備を進めた。次回は27日・ヤクルトとのオープン戦(浦添)に2イニング投げる予定。「ランナーが出ることもあると思うので配球というか、場面場面でゴロとか三振とかいろんな考え方でピッチングを変えていきたい」とテーマを掲げた。
首脳陣の評価は急上昇中だ。実戦デビューを飾った前回20日の練習試合・中日戦(宜野座)では1イニングを3人でピシャリ。試合後、金村投手コーチは「全然(ローテに)入れる力はある。1イニングじゃもったいないかな」と、次回登板で“先発テスト”することを示唆していた。
先発仕様のマウンドで桐敷はチェンジアップ解禁を検討する。前回は最速149キロの直球に加えてスライダー、ツーシーム、フォークを駆使。「次は(イニングが)伸びると思うので、いろんな球種を試していきたい」と本番を見据えた。
開幕ローテは5枚まで固まり、残り1枠。一方で、スアレスが抜けた中継ぎ陣には大きな不安がある。矢野監督は「先発でも中継ぎでもどこでもいける」とうれしい悲鳴だ。実戦派のドラ3左腕が虎投に新風を巻き起こす。
◆阪神の開幕ローテ争い 青柳、秋山、西勇、伊藤将、ガンケルが当確。残り1枠を藤浪、及川、村上、桐敷らが争う。アルカンタラは先発再転向を直訴していたが、左足関節ねんざで開幕ピンチの状況。
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