阪神・佐藤輝パワーアップ 岡本&村上級A評価 パワプロ2022データ独占入手

 阪神・佐藤輝
 「パワプロ2022」の佐藤輝(コナミ社提供)
 「パワプロ2022」の佐藤輝能力(コナミ社提供)
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 4月21日に発売予定の(株)コナミデジタルエンタテインメントの人気野球ゲーム「eBASEBALLパワフルプロ野球2022」で、阪神・佐藤輝明内野手(22)がチーム唯一のパワーA評価を受け、巨人・岡本和、ヤクルト・村上に匹敵する能力にアップデートされていることが18日、分かった。デイリースポーツが独占入手した同ゲームの能力値から判明した。ドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=も歴代高卒新人トップ級の評価を受けている。

  ◇  ◇

 豪快なフルスイング、破壊力満点のアーチが阪神でナンバーワン、球界でもトップクラスの数値に反映された。「パワプロ2022」で佐藤輝の能力値のパワーが「A83」と昨年の開幕時より大幅にアップデートされていることが判明した。

 「パワプロ2022」制作チームによると、基本的にシーズンで10発以上だとC、20発以上だとB、30発以上だとAといったような大体のラインはあるそうだ。しかし、佐藤輝の昨季本塁打数は24発。なぜ、A評価がついたのか-。担当者がその裏側を明かす。

 「30本打つ選手と同等でNPBトップクラスのパワーも持っているという評価をしました。(昨季セの本塁打王でA評価の)ヤクルト・村上選手、巨人・岡本選手に並ぶ力を持っている。昨年もこんなに詰まったのに入るかといった、いい意味で違和感のある本塁打がありましたし」

 制作チームには、12球団に“番記者”的な担当がいて、試合観戦などを通じて能力査定を行っている。昨季の開幕時はパワー「B72」の評価だった佐藤輝だが、横浜スタジアムでの場外弾やメットライフドームでの1試合3発など強烈な印象を残し、「10年、20年に一人出るかくらいのレベル」と制作陣の中で意見が一致。ロハスや大山を抑えて阪神ナンバーワンのパワーに格上げされた。

 特殊能力もバージョンアップされている。「レーザービーム」「対変化球○」「満塁男」の3種類が新たに追加。制作チームは「実際に変化球の打率の方が直球よりも良かったり、広島戦で打った満塁ホームランですかね。外野からの送球も想像を超えるくらいにいいボールを投げていたので」。これも試合観戦での“取材”に基づいて反映された。

 「パワプロ2022」の実在選手でパワー最高評価を受けている新外国人選手(現時点では非公開)は「A87」。ただ、制作チームは「本当はもっと(能力値で)攻めたいくらいのもの(パワー)を持っている」と佐藤輝への期待値は高い。昨季以上の爆発力を見せ、制作陣の期待値を上回る活躍を見せる。

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