阪神・秋山 持ち味“ホップ率”に磨き フォーム改造で3年連続2桁勝利へ
「阪神春季キャンプ」(10日、宜野座)
阪神・秋山拓巳投手(30)がボールのホップ率に手応えを示した。抜群の制球力と緩急を駆使してフライを打たせるスタイルの右腕。ひねりを出す新フォームの成果が数字となって表れてきた。
ブルペンで73球を投じた。捻転動作を意識した新フォームに「僕はフライピッチャーなんですけど、その要因となるホップ率が去年より伸びている」と手応え。伸びのある直球で今季もフライを量産し、相手を手玉に取っていく。
ホップ率はトラックマンなどで数値化したものを確認した。「だいぶ上がっていたので、楽しみだなというのはあります」と実戦が待ちきれない様子。フォーム改造によって持ち味がさらにパワーアップ。3年連続2桁勝利へ右腕は歩みを止めない。
この日は「ワンデーキャプテン」として練習前の円陣であいさつ。Tシャツの表面に座右の銘である「捲土重来」と記し、背中側にはレインメーカーこと新日本プロレスのオカダ・カズチカの二つ名である「カネの雨を降らせましょう」と書いた。
プロレスは詳しくないと言うが「みんなで関西、日本にカネの雨を降らせましょう」と呼びかけた秋山。チームを17年ぶり優勝に導き、野球界を盛り上げる。
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