阪神・及川 緩急で斬る 8日・日本ハム戦に先発「全球種どれだけ通用するか」
「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)
何が起こっても慌てない。日本中から熱視線を集める新庄ビッグボスの初陣。8日の練習試合・日本ハム戦に先発する及川は、奇想天外な?「新庄野球」に警戒を強めた。
「いい意味で独特な考え方をされてる方だと思うし、それを実践される方だと思う。相手がどういう作戦をしてくるのか、投球以外のことも確認していけたらなと思います」
交流戦でも再戦する可能性があり、気合十分だ。「結果も求めてやっていきますけど、一番は内容をしっかり。自分がどれだけ思うように投げられたか大事にしたい」。対外試合の“開幕投手”に抜てきしてくれた首脳陣に、文句なしの投球でアピールする。
投球テーマには緩急を掲げた。キャンプではカーブやチェンジアップを特訓中。「ある程度全部球種は試して、どれだけ通用するか、ブルペンとマウンドは違うと思いますし、確認していけたら」とどこまでもどん欲だ。
3日に予定されていたシート打撃の登板が雨で流れ、待ちに待ったアピールチャンス。この日は午後の個別練習でブルペンに入り、31球を投げた。「フォームのバランス、タイミングを大事にしているので、リズム、テンポよく投げるのを再確認しました」。目標の開幕ローテ入りへ、ビッグボスの前で、満点快投を披露する。
関連ニュース




