阪神・大山 最強Vボディー目指す 最重要ケガ防止へ、体の中から徹底強化や

 阪神・大山悠輔内野手(27)が15日、沖縄県内のグラウンドで行っている岩崎、小川、梅野、小野寺、DeNA・山本との合同自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。2020年にマークした打撃主要部門のキャリアハイを「最低ライン」と進化を目指す中で、最重要課題に掲げたのが故障とは無縁の最強ボディーの形成。栄養補助食品もフル活用で体の内側から強化を図り、今季こそ143試合を戦い抜いて悲願のリーグ優勝&日本一を成し遂げる。

 大山先輩は薬局に行くと籠いっぱいに栄養補助食品を詰め込んで、毎回のように“爆買い”しています-。明治プロビオヨーグルトR-1に、スポーツ&フィットネス飲料VAAM(ヴァーム)など…。沖縄合同自主トレの合間。私生活の一端を垣間見た小野寺が目を丸くして証言した。

 後輩に思わぬ情報を暴露された背番号3はニヤリと頬を緩めた後、真顔に戻って「元々サプリメントだったりに興味があるので。まず試さないと合っている、合っていないは分からない」と意図を明かした。トレーナーにも協力を仰ぎながら商品を選択し、健康管理を徹底している。

 全ては昨季の反省を踏まえた行動であり、さらなる進化を目指すためだ。129試合に出場して打率・260、21本塁打、71打点と一昨年の数字を全て下回った21年シーズン。1年間で3度、背中の張りで戦線離脱した。

 「もう一回、体のことは考えたいです。去年ケガで離脱しているので。技術とかそういうところもありますけど、体から向き合ってやっていきたいです」

 体を内側から強化することはもちろん、瞬発系のトレーニングなど外側からの強化にも力を入れていく。打率・288、28本塁打、85打点とキャリアハイを記録した20年シーズンの成績は「最低ラインとして一つの目安ではあります」とキッパリ。万全のコンディションで1年間を戦い抜ければ、その数字を超える自信はある。

 2月のキャンプには内野用、ファーストミット、外野用と3種類のグラブを持参する。今年も三塁での起用が中心となりそうだが、昨年の秋季練習で挑戦した外野も「どうしたらうまくなるか考えながらやっていきたい」と意欲的だ。対外試合の初戦となる2月8日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)にも出場する意向を示している。

 昨年、V逸した原因は「自分にもあると思っている」と話していた大山。「優勝に向けてやっていきたいですし、そこにどう貢献できるかをしっかり考えてやっていきたい」。誰よりも逆襲に燃える。必ず頂点をつかむ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス