阪神・坂本新主将 ルーキーに要求!1月から猛アピせよ「自分の売りは何なのか」

 阪神・坂本誠志郎捕手(28)が7日、ルーキーたちに新人合同自主トレからの猛アピールを求めた。正捕手奪取を目指す2022年は主将という肩書を背負う。視野を目いっぱい広げ、右も左も分からない新人のサポート役も務めるつもりだ。

 もう既に戦いは始まっている。プロで6年間戦ってきた先輩として、坂本は「1月の段階からアピールして入って来てもらわないといけないと思う」と助言を送った。今春もキャンプ序盤に実戦が組まれている。競争のゴングが鳴るのは早い。

 「自分の売りは何なのか。周りはいろいろ言うと思うけど、あまり流されずに。自分を持っているというのが大事なことだと思う」

 周囲からのアドバイスを全て吸収するのではなく、そこから自分に合ったものを取捨選択できるかが成長の鍵。キャプテンは「活躍するために力を貸してあげたいと思うし、僕も力を貸してもらいながらやっていきたいと思います」と話した。

 この日は甲子園の室内練習場で汗を流した。新型コロナウイルスの感染急拡大で心配は募るが、今後はオリックス・能見らとの沖縄合同自主トレに向かう。リーグ優勝&日本一を達成するために若い力は「必要な力」。新戦力の台頭を期待しつつ、自らも牙を研ぐ。

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