新庄警報、阪神C地宜野座に“発令”BB効果は沖縄にも!フィーバー必至「やばいね」

 阪神が春季キャンプを行う、かりゆしホテルズボールパーク宜野座 
 古い金網が撤去されるなど、改修が進む「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」(宜野座村役場提供)
 日本ハム・新庄ビッグボス
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 ウエルカム、ビッグボス!阪神の1軍春季キャンプ地・沖縄県国頭郡の宜野座村が、来春の“新庄フィーバー”に警戒心を強めていることが17日、分かった。例年キャンプ中に日本ハムと練習試合を組んでおり、来年も行われる可能性が高い。現在、有観客でのキャンプ開催に向け「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」の施設内を一部改修中。万全の態勢で新生ファイターズを迎え入れるさ~。

 北海道で日本ハム・新庄ビッグボスが誕生した瞬間、沖縄の宜野座村役場内はざわついた。職員同士で顔を見合わせ、ということは…と来春2月に起こりうる光景を想像する。同役場観光商工課のキャンプ担当者は「『新庄監督が来たらやばいね』とみんなで話しています」と明かした。

 ここ数年、阪神は第2クール以降に宜野座で日本ハムと練習試合を行っている。まだ正式決定していないようだが、来年も組まれる可能性は高い。日本ハムの球団関係者は「毎年やっていることなので、普通に考えたらありそう。今のところやめるという話もないですね」と説明した。

 日本野球機構(NPB)と12球団は15日の臨時12球団代表者会議で、来年2月のキャンプの有観客化に向けて自治体と話し合いを進めていくことを確認した。仮に有観客での試合実施が決まれば、ファンが殺到することは確実。コロナ対策も含めて“新庄フィーバー”への準備は必須だ。

 「本当にワクワクしていますね。新庄さんが来たら、お客さんも盛り上がりますよ」と同担当者。沖縄県は17日、新型コロナウイルスの新規感染者はゼロだったと発表した。正式に決まるのはまだ先になる見通しだが、宜野座村は既に有観客でのキャンプ開催を想定して動き出している。

 その一つが「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」のトイレの全洋式化。ファンの要望を受けて各トイレに1~2カ所あった和式便所を一掃し、オムツ台やベビーチェアの設置も検討している。また、球場内のフェンス上部の金網部分を全面改修。強度の強い物に張り替え、外野フェンス最上部には打球の行方を確認しやすくするため黄色い「ホームランカバー」を付ける。

 プロ2年目を迎える佐藤輝ら若虎たちが猛練習で進化を目指し、多くの虎党がその一挙手一投足を見つめる-。今年は無観客開催となったが「来年はいつもの光景が見たいですね。あと新庄さんも」と同担当者。その準備は着々と進んでいる。

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