阪神・小幡“近本打法”で二遊間奪い取る!手応え上々「右足上げてゆっくりそっと着く」

 打撃練習する小幡(撮影・山口登)
 打撃練習する小幡(撮影・山口登)
 打撃練習を終えた小幡(左)は矢野監督(右)からアドバイスを受ける(撮影・山口登)
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 「阪神秋季練習」(16日、甲子園球場)

 阪神・小幡竜平内野手(21)が16日、秋季練習に参加し、“近本打法”に取り組んでいることを明かした。10月から取り入れ、みやざきフェニックス・リーグでは打率・343をマーク。結果が伴い、手応えは上々だ。

 「右足を上げてからゆっくり、そっと着くというイメージで打ってます。足を上げる分、タイミングも早めに取らないといけない。いろんな変化を感じられたのは良かった」

 きっかけは矢野監督の助言だった。「足を上げてからボールを見る時間がない」と指摘を受け、同期入団でもある先輩の打撃をお手本にすることを決断。その先輩にシーズン中からヒントと共にバットをもらうなど、“近本化”は着々と進行中だ。

 練習中「糸原を抜くんだろ?」とゲキを飛ばす井上ヘッドコーチは、「もうちょっと打撃が成長すれば。冗談が本気になるのが一番強い」と期待。小幡も「常にレギュラーをイメージしています」と目の色を変えている。

 プロ3年目の今季は1軍で43試合の出場にとどまったが、広い守備範囲と肩の強さはチーム屈指だ。「もちろん守備が一番大事ではあるんですけど、レギュラーといった時に打撃も大事になる。すごい意識してます」と小幡。“近本打法”に磨きをかけ、二遊間争いに参戦する。

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