阪神 大山が先制打、藤浪3人斬りでアピール CSへ練習試合で準備着々
「練習試合、阪神4-2三菱自動車倉敷オーシャンズ」(3日、甲子園球場)
阪神は、6日から開幕する巨人とのCSファーストSに向けて練習試合を行い、4-2で勝利した(特別ルール)。
幸先良く先制した。初回2死一、二塁。5番・大山が右腕・彦坂の138キロ直球を左前適時打とした。
同点に追いつかれた三回には、先頭・中野が四球で出塁すると、続く糸原の初球で二盗に成功。糸原が勝ち越しの右犠飛を放ち、加点した。
五回には、いずれも守備から途中出場した木浪、原口が連続安打で出塁。1死二、三塁から糸井の放った二塁へのゴロが野選となり、1点を追加した。んなおも1死一、三塁で続く江越が右犠飛を放った。
また、近本が、右ハムストリングの負傷から10月21日・中日戦(甲子園)以来となる実戦復帰を果たした。六回から代打で出場し、2打数1安打だった。
CSファイナルステージでの登板が見込まれる先発の秋山は、3回3安打1失点。テーマに掲げていたカーブを多投し、「高めに浮いてしまったところを打者に反応されてしまっていたので、CSに向けて反省点だと思います」と課題を得た。
守護神・スアレスは2番手で登板。先頭に四球を与えたが、続く高見を二ゴロ併殺打に。最後は7番・本木を空振り三振に仕留め、結果的に3人で片付けた。
3番手・アルカンタラ、4番手・馬場はいずれも3人で片付け、順調な調整ぶりをアピールした。
九回には藤浪がマウンドへ。最速は157キロを計測。連続三振を含む三者凡退に抑え、CSメンバー入りへアピールした。
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