阪神ドラ2 創価大・鈴木6回0封も優勝ならず“ブレーク大会”での躍動再現誓う

 6回無失点の好投も優勝を逃した創価大・鈴木勇斗(撮影・金田祐二)
 ベンチで渋い表情の創価大・鈴木勇斗(撮影・金田祐二)
 6回無失点の好投も優勝を逃した創価大・鈴木勇斗(撮影・金田祐二)
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 「東京新大学野球・優勝決定戦、流通経大4-0創価大」(25日、大宮公園野球場)

 創価大は流通経大に敗れ、リーグ制覇を逃した。阪神からドラフト2位指名を受けた鈴木勇斗投手(4年・鹿屋中央)は先発して6回3安打無失点と役割を全うしたが、昨冬に就任した堀内尊法監督に初優勝を届けることはできず。「何とか恩返しというか優勝をプレゼントしたかったんですけど」と唇をかみつつ、視線を前に向けた。

 初回に連打と盗塁で1死二、三塁としながら、動じることはなかった。後続を空振り三振と投ゴロに仕留め、「無失点にできたことは本当に自分の中でもリズムが生まれてきました」と、勢いに乗った。

 「真っすぐもスライダーもよかった」と思い通りの投球で計8奪三振とほんろうし、二回以降は二塁すら踏ませなかった。首脳陣の方針で予定していた6回でお役御免。「このリーグ戦では一番いいピッチングでもあった」と手応えの90球だった。

 リーグ2位で11月1日からの関東地区大学選手権(横浜スタジアム)に臨む。同大会には昨秋も出場し、準優勝。自己最速となる152キロをたたき出し、「自分がつかんだターニングポイントだと思っている」とブレークした思い入れのある舞台だ。強豪ぞろいの戦いを勝ち抜き、自身初の明治神宮大会のマウンドへとつなげる。

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