阪神・伊藤将が「1人で積み重ねた」強さ 恩師が明かす「ピンチに強い」理由

 「広島2-7阪神」(24日、マツダスタジアム)

 阪神・伊藤将司投手(25)が5回2/3を4安打1失点と好投し、10勝目をマーク。逆転優勝を目指すチームを4連勝に導くとともに、江夏豊以来3人目となる球団新人左腕の2ケタ勝利に到達した。

  ◇  ◇

 1人で戦えるからこそ、みんなのために戦える。自分と向き合えるから、打者に立ち向かえる。伊藤将の強さは、練習からも垣間見える。

 国際武道大3年春にタイトルを総なめし、大学日本代表にも選出された。恩師の同大・岩井美樹監督はこう回顧する。「全然手がかからなかったです。1人で黙って走るし。だから、芯が強い。ピンチに強い。2、3人で走るのは楽なんです。でも、1人で走るのは自分との戦い」。どんな輝かしい成績よりも際立ったのは、練習に励む姿勢だった。

 プロ入り後もそれは変わらない。甲子園の外野を1人で黙々と走り込む姿は印象深い。逆転Vへ、10勝を狙って…。積み重ねた強さで、重圧をはねのけた。(阪神担当・間宮涼)

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス