阪神・矢野監督 接戦制すも10残塁の打線に「今日もしんどいよね」
「巨人1-2阪神」(12日、東京ドーム)
阪神が逃げ切って、接戦を制した。今季の巨人戦は残り2試合を残して、12勝9敗2分け。07年以来、14年ぶりのカード勝ち越しが決定した。首位・ヤクルトは中日に敗れたため、マジックは「9」のまま。ゲーム差は「2」に縮まった。
得点は二回2死満塁で放った近本の先制適時打による2点だけ。中盤以降は好機を生かしきれず、残塁は10を数えた。
10日のヤクルト戦では今季ワーストの17残塁。あと一本が出ない状況が続いている。
矢野監督は自己最多タイとなる今季13度目の猛打賞を記録した近本には「チカ(近本)はずっといい形でやってくれているんで」と評価。一方、打線には「でももう1本、2本タイムリーというか、なんとか点を取りたい。今日もしんどいよね」と話した。