阪神・伊藤将 9勝目の権利持ち降板 勝てば球団新人左腕では江夏以来54年ぶり

 力投する阪神・伊藤将
 4回、宮崎のゴロを捕球の際、グラブを踏んでしまい、焦った伊藤将は一塁へ悪送球
 4回、宮崎のゴロを捕球の際、グラブを踏んでしまい、焦った伊藤将は一塁へ悪送球
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 「DeNA-阪神」(7日、横浜スタジアム)

 中5日での登板となった阪神先発の伊藤将司投手は、5回4安打2失点で9勝目の権利を持って降板した。白星を挙げれば、球団新人左腕では67年・江夏豊以来54年ぶりとなる。

 初回は3人で料理して快調な立ち上がり。二、三回は走者を背負いながらも、無失点で切り抜けた。

 だが、3点の援護をもらった四回。無死一塁で、宮崎の放った平凡なゴロを自ら処理したが、ボールをグラブではじき、手に付かず。慌てて一塁へ送球したものの、一塁・マルテの頭上を越す悪送球となった。

 これがプロ初失策となり、無死二、三塁のピンチに陥ると、続くソトの遊ゴロの間に1点を献上。なおも2死三塁からは、山本に三塁への適時内野安打を許して1点差に迫られた。

 初回2死から3者連続で投ゴロに打ち取るなど好フィールディングも見せていただけに、もったいない形での失点となった。

 五回にも安打と四球で2死一、二塁とされたが、宮崎を二飛に打ち取った。

 降板後は、「再三にわたりランナーを溜めてしまいましたが、何とか粘りの投球をすることができました。早い回で援護をしてくれた野手の方々に感謝です」とコメントした。

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