阪神・大山が20号2ラン 日本一の85年以来36年ぶり「20発カルテット」誕生
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「DeNA-阪神」(7日、横浜スタジアム)
阪神は三回に3番・ジェフリー・マルテ内野手が先制適時打をマーク。続く4番・大山悠輔内野手が20号2ランを放った。
三回1死から近本が死球で出塁。その後、2死一塁となってからマルテが打席に入った。ロメロは初球に149キロツーシームを投じたが、高めに浮いてきた同球をマルテは逃さない。三塁線を強烈に破る長打を放ち、一走・近本が一気に加速して迷い無く本塁に帰ってきた。
この流れをモノにしたい状況で、大山も魅せた。カウント1-1から右腕のカットボールを一閃。打球は左翼席に飛び込む2ラン本塁打となり、一気に3点を奪った。
今季阪神はすでに佐藤輝(23本)、マルテ(22本)、サンズ(20本)の3人がシーズン20発以上を記録。この日の大山の20発到達によって、日本一に輝いた85年のバース(54本)、掛布(40本)、岡田(35本)、真弓(34本)以来、36年ぶりとなる「20発カルテット」が誕生した。