阪神、拙守連発 大山が、サンズが、近本が 初回いきなり5失点 9戦連続先制許す

1回、大山の悪送球で出塁する山田(撮影・高部洋祐)
1回、大山は山田の打球を捕球、一塁への送球が悪送球になる(撮影・山口登)
1回、サンズは中村の打球を捕球し送球の時に落球する(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神が初回に拙守連発でヤクルトに5点を先制された。これで9試合連続で先制点を取られる結果となった。

 初回、高橋が先頭の塩見を遊撃内野安打で出塁を許すと、続く青木にも右前打と連打された。3番の山田は三ゴロで1アウト…と思われたが、三塁・大山が一塁に悪送球。無死満塁とピンチを広げた。

 続く4番・村上に左前適時打を許し2点を献上。さらに1死一、二塁から続く中村に左前打を打たれた。ここで左翼・サンズが痛恨のファンブル。二走・山田が本塁に生還した。大山とサンズの失策でリーグワーストの72失策が記録された。

 負の連鎖は止まらない。続く1死一、二塁サンタナの中堅前方に上がった飛球を近本が前進したが打球はグラブの下をすり抜け、後逸(記録は二塁打)し、2者が生還。立ち上がりから5点を失った。

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