阪神・井上が右足脛骨骨折 全治不明、今季絶望か 順調成長も痛恨の離脱
阪神は21日、井上広大外野手(20)が福岡県筑後市内の病院で「右脛骨(けいこつ)骨折」と診断されたことを発表した。全治など詳細は不明だが、長期離脱は避けられない状況だ。
順調に2年目のシーズンを送っていた若き主砲に、思わぬアクシデントが起こった。20日のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)。先頭で迎えた八回、中越えの二塁打で出塁すると、その後、小野寺の中前打で三塁に進んだ。ベースを回った時に右足を痛めた模様で、自力で歩けずに両肩を抱えられて負傷交代した。
試合中にタクシーで筑後市内の病院へ直行。診断を受け、21日に帰阪した。平田2軍監督は「残念でしょうがない。長引くと思うよ。キャンプを含めて故障3回目なんでね。シーズンが終わってからもう一度、体作りというのを課題としないといけない。本人が一番ショックだと思う」と表情を曇らせた。
1軍の沖縄・宜野座キャンプ中も左膝を打撲して離脱するなど、度重なるけがに苦しめられている井上。今季、2軍戦では68試合で打率・267、9本塁打、リーグトップの50打点。着実に成長し、結果を残していた最中だったが…。順調なシーズンを送っていただけに、痛恨の故障離脱となってしまった。
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