阪神・矢野監督「中身の濃いホームラン」２打席連発で田淵氏に並んだ佐藤輝を称賛
「ＤｅＮＡ２－６阪神」（１７日、東京ドーム）
阪神は佐藤輝明内野手（２２）の大活躍で３連勝。首位をがっちりとキープした。
佐藤輝は初回に先制タイムリーを放つと、三回には右翼席へ左打者の新人最多本塁打記録を更新する２１号ソロ。さらに２－２の六回には、１９６９年に田淵幸一が記録した球団新人最多本塁打に並ぶ２２号ソロを左中間席にたたき込んだ。
２打席連発を含む３安打３打点の大暴れを見せたルーキーを、矢野監督は「中身の濃いホームランだった。大先輩の記録に並んだっていうのもすごい」と称賛。さらに「３０（本塁打）っていう目標も見えてくると思う。もっともっと打ってもらいたい」と期待を寄せた。
投げては、東京五輪後の初登板となった先発・青柳が６回６安打２失点でリーグトップタイの９勝目を挙げた。「ヤギがよく粘って、久しぶりやけどいいピッチングをしてくれた」と矢野監督。この日１軍に合流して九回にマウンドに上がり、無失点で試合を締めたスアレスについては「全体のブルペンの中で大きい。安心感が増す」と話した。
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