お立ち台で阪神・サンズ「あれだけ飛んでくれたら感触は最高」大山は「大きな１本、２本」
「阪神９－３広島」（１４日、京セラドーム大阪）
前夜、惨敗したスコアをそっくりそのままひっくり返す快勝劇を見せ、阪神が首位を死守した。京セラドーム大阪に豪快な花火を連発したのはサンズと大山。勝利を決定付ける完璧なアーチだった。
１点リードの三回先頭で、九里から左翼５階に豪段を突き刺したサンズだったが、２本目は圧巻だった。２点リードの四回１死一、二塁で今度は左翼５階席最上段にぶち込んだ。
お立ち台で一撃を振り返り「あれだけ飛んでくれたら感触は最高。気持ち良かった」と興奮冷めやらぬ様子。続けて「何度か（特大弾を）と飛ばしたことは確かにありますが、はっきりと計ったことはありませんのでね」と苦笑いしていた。
四回のサンズが放った直後に大山も左翼席にぶちこみ、七回には塹江からバックスクリーンにたたき込んだ。「昨日は勝ちにつながりませんでしたが、きょうは勝つことができたので大きな１本、２本だったと思います」と実感に浸っていた。
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