阪神・青柳「前半以上の結果」出す 17日・DeNA戦先発へ闘志
前半戦はチームトップの8勝を挙げ、先発投手陣をけん引した。東京五輪で大舞台も経験。阪神・青柳は経験を糧に後半戦も勝ちを重ね、キャリアハイを大きく更新する意気込みを示した。
「僕自身は前半が結構いい成績で終われたので、後半もこれ以上の結果を出したら、チームの優勝に近づけると思う」
前半戦はリーグトップの防御率1・79で、8勝は同2位タイだった。キャリアハイは19年に挙げた9勝。右腕の言葉通り前半戦以上の結果を残せば、9勝目は通過点にすぎない。この日はキャッチボールなどで調整。後半戦初先発となる17日・DeNA戦(東京ド)へ向けて汗を流した。
東京五輪では帝京大の1学年先輩で空手女子の日本代表・植草歩から刺激を受けた。「他のスポーツで戦っている姿勢というのも見られたし、身近な人がオリンピックに出ているのはすごいなと一視聴者として思っていた」。試合後の会見場では「お疲れさま」と言葉を交わしたという。
日の丸を背負ったことは「野球人生を通じてすごい経験」となった。今まで以上に頼もしくなって帰ってきた青柳が、虎の悲願に向けて全力で腕を振る。
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