阪神2軍 平田監督「千賀から打った、自信にしてほしい」井上を評価【一問一答】
「ウエスタン、ソフトバンク1-4阪神」(10日、タマホームスタジアム筑後)
阪神は村上頌樹投手が6回4安打1失点、10奪三振の好投でリーグトップタイの6勝目。打線は井上が千賀から2点適時二塁打を放ち、ウエスタンで15試合連続安打、4試合連続の複数打点を記録した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-村上は6回1失点だった。
「最後の六回(1死満塁)の粘り腰は圧巻だったね。ちょっと100球ぐらいになって、へばってきたかなというところで、高田と海野。海野には2本打たれてるんでね。踏ん張りどころで、あそこの三振2つは見事。本当にずっと安定してるし、今日はちょっとフォアボールが(多かった)。4点取ったんで、慎重にいってたところがあるけど。あの勝負どころの六回でガタガタっとこないところがさ、村上の真骨頂だな」
-前回も8奪三振。今日は10奪三振。
「栄枝のリードも、あそこで海野にインコース真っ直ぐっていうのは、俺も驚いたけど。もちろん、コントロールもだけど、栗原とかバレンティンや牧原(大)とか、いい打線を組んでる中で、今日は栗原にカーブ打たれたのだけは、頌樹(村上)は悔しいと思う。ただ、六回のあのピンチを自分で招いたとはいえ、ここという時に三振を取れるというところが、踏ん張りどころだね。大収穫だよ」
-栗原にソロを打たれたことは今後の糧に。
「いい勉強になったね。あのカーブを、ボカン!って。風もあったんだけど、でも捉えられてる。あれは、いい勉強になったと思う」
-井上のバットが止まらない。
「広大は連続試合ヒットといい、今日も風がなかったらいってたんじゃない?とにかく、千賀から打ったというのがね、自信にしてほしい。最初、3球三振やられた後のスライダーをボカン!だもん。これは、もう大収穫よ」
-4試合連続で複数打点にもなった。
「あ~すごい。打点もね、2本目もしっかり三遊間打つやん。ちょっと今、ず~っといい。ここんところね。3週間ぐらいいいのかな?1カ月いいね。この前の筑後も良かったし、その前ぐらいからずっといいんで。何とかね、この調子を維持というか、もっともっと貪欲に。ただ、今日は千賀だから。これは、自信にしてほしいな」
-1軍へ推薦できる選手になった。
「まぁ、(後半戦が)金曜日から始まるからね。もう、なかなかあれかもしれんけど。そら、外野の一角に割って入るぐらいの力はつけていってくれればなと。まだ、まだ今は…。今はじっくり熟成よ」
-陽川も千賀から2安打を放った。
「この前の試合が終わって、特打ぐらいから、ちょっと今日の練習も良くなったし。やっとだよ、陽川さん。凡打の内容もいい。ただ、打球が上がらん。もうちょっとこれで打球の角度がついてくれば。陽川も今日は千賀から打ってるんでね、もうどん底は脱したと思うよ」
-小野寺がファームに合流した。
「また、もう一回ね。上で足りないところが、小野寺とも話したけど、速いストレートとか、そういうところでの課題を持って帰って来てるんで。何とか、それをクリアできるように、またやるしかない。力つけるしかない」
-遠藤が遠征に帯同していない。
「遠藤は打ち込み。試合の結果が全然出ないんで、遠藤は打ち込んで。どうせ、海(植田)や竜平(小幡)がいるんで、試合に出れないんでね。打ち込ませてる、マルテと」
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