阪神・青柳“金デモ”1回0封 いざ東京五輪へ「貢献できたら」
「マイナビオールスターゲーム2021・第2戦、全パ4-3全セ」(17日、楽天生命パーク宮城)
セ界1位の安定感を発揮した。阪神・青柳が全セの4番手として登板。持ち味のゴロアウトを奪うなど、1回無失点に抑えた。
2点ビハインドの六回にマウンドへ。先頭・荻野を二ゴロに打ち取ると、続く島内を1球で中飛に仕留めた。代打・森には四球を与えたが、最後は代打・山川を低め直球で遊ゴロに。リーグトップを誇る防御率1・79の実力を見せつけた。
「ピッチング自体はよくなかったですけど、楽しめたのでよかったかなと思います」
2回連続2度目の球宴を満喫した。前日の第1戦の試合前には、高梨、又吉とともに“変則ピッチャー談義”。「抑え方だったりとか課題にする部分が一緒だったりとか、そういう面ではすごい勉強になったと思います」と夢舞台で充実の時間を過ごした。
侍ジャパンにも選出されている右腕。19日からは、代表合宿がスタートする。「金メダルに少しでも貢献できたらいいかなと思います」。この日以上の快投で、世界の舞台でも躍動する。