セが意地の反撃 梅野&近本のヒットから得点 1点差に

5回、適時三塁打を放つ梅野(撮影・高石航平)
5回、梅野は右線に適時三塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
5回、近本(中)は左前適時安打を放つ=メットライフドーム(撮影・佐藤厚)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ-全セ」(16日、メットライフドーム)

 やられっぱなしでは終われない。全セが意地の反撃開始。阪神勢の梅野&近本がそろって打点を挙げた。

 0-3で迎えた五回、全パの3番手・上沢を捉えた。まずは先頭の菊池涼が右前打で出塁すると、続く梅野が右翼への二塁打。これを右翼・マーティンが後逸し、一走・菊池涼が三塁を蹴り、一気に1点を返した。梅野は三塁に進んだ。

 さらに無死三塁から近本も、左前適時打を放った。近本は第1打席でも右前打を放っており、一昨年MVPを取った球宴から7打席連続安打と“球宴男”を継続している。

 さらに坂本も左前にはじき返す、怒濤(どとう)の4連打。フルスイングで魅せる全パに対して、全セはつなぐ野球を魅せた。

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