阪神・岩崎 ファン投票に応える!初球宴で三者凡退宣言「3人でしっかり押さえたい」

 プロ8年目で「マイナビオールスターゲーム2021」に初出場する阪神・岩崎優投手(30)がデイリースポーツに手記を寄せた。ファン投票で選出された喜びを語り、感謝の思いを三者凡退で体現すると宣言。水泳に明け暮れた小学生時代の思い出、持ち味の直球に自信を持てたきっかけなども明かした。

  ◇  ◇

 デイリースポーツ読者の皆さま、阪神タイガースの岩崎優です。オールスターに初めて出場することになりました。たくさんの方に投票してもらって、すごくありがたいことだなと思います。どんなピッチング?しっかり抑えたいですね。3人で。選んでくれたことに対して応えられたらいいかなと思います。

 僕が野球を始めたのは中学1年生の時で、小学生の時は水泳をやっていました。水泳をやったことで今に生きていることは分からないですけど、何かがそうやって生きていたらいいなとは思います。

 本当は野球をやりたかったんですけど、(変な癖をつけられたら困るという父親の方針で)野球は中学からということで、やりたくてもやらせてもらえませんでした。やりたいと言っても聞いてもらえないことは分かっていたんですけど、我慢するとかはなかったですね。水泳をやれと言われたから水泳をやる。水泳を頑張ろう!と、そういう感じです。

 中学で一気にいろんな思いがはじけて、野球に取り組むことができました。それがよかったと思っています。

 中学や高校の時の写真を見る時があるんですけど、投球フォームはあんまり変わっていないんじゃないかなと思います。フォームが特徴的だということはいろんな方から言われていたので、そこを変えないように、その特徴を生かせるような練習をする感じでした。

 プロに入って、今も藤井(バッテリー)コーチによく「変化球でいきたくなるところも、(自分が)思ってるより真っすぐでいってもいけるぞ!」と言われます。ずっと、藤井さんが現役で組んでいる時からそう言ってもらえるので。自分の真っすぐに自信を持って、投げ込んでいっていいんだと思えるようになりました。でも、自分ではなかなかいけなかったりするところもあります。

 これまでオールスターをしっかり見たことはないんですけど、有名なのでいったら球児さんが真っすぐで勝負した場面ですかね(西武・カブレラ、日本ハム・小笠原をいずれも全球直球で空振り三振に仕留めた2006年のオールスター第1戦)。パ・リーグで対戦してみたい選手は、その時になってみないと分かりません。しっかり結果を出して(家族にも)喜んでもらえたらなと思っています。

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