「阪神－ＤｅＮＡ」（１２日、甲子園球場）

　前夜は巨人・高橋に苦戦を強いられ、１安打完封負けと打線が機能しなかった阪神だが、この日も五回までスコアボードに「０」が並んでいる。１０日・巨人戦（甲子園）の七回から１７イニング連続無得点と貧打が続く。

　チャンスは作っている。両軍無得点の二回２死からロハス、梅野の連打で一、二塁の好機を作った。ただ、中野が大貫に見逃し三振に仕留められ、先制点を奪えなかった。

　１点を追う三回も２死から糸原の遊失、マルテの四球で得点圏に走者を進めたが、大山が右飛に倒れ、反撃することはできなかった。１点を追う五回にも２死二塁でマルテが三ゴロとチャンスを生かせなかった。

　リーグトップタイとする９勝目を狙う青柳が１失点と好投を披露しているだけに、なんとか相手先発・大貫を打ち崩したい。