阪神・藤浪 ４戦ぶり０封 ２死満塁危機切り抜けた！矢野監督も安ど
「阪神０－３ＤｅＮＡ」（２５日、甲子園球場）
一心不乱に腕を振り、最大の窮地を脱した。阪神・藤浪晋太郎投手が３点ビハインドの九回から登板。２死満塁を切り抜け、４試合ぶりの無失点に聖地は大いに沸いた。
西勇からバトンを受け、背番号１９がマウンドへ。先頭の大和は１５０キロ直球で空振り三振。代打・牧は遊飛に打ち取り、スムーズに２死を奪った。しかし、桑原と柴田に連打を許し、関根には四球で満塁のピンチを迎えてしまう。
ここで打席には山下。今季最多１万５０１１人のファンからの拍手で後押しを受け、最後は１５４キロ外角直球で見逃し三振に仕留めた。表情一つ変えずベンチに戻っていく藤浪に、再び虎党からの拍手が降り注いだ。
矢野監督は「まあまあピンチは作ったけどね。力もいい意味で抜きながら投げているボールが多かった。投げる姿、ボールは前回より良かった」と安どの表情を見せた。次回も無失点でピシャリと抑え、信頼を勝ち取っていく。
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